サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

クリシギゾウムシ

クリシギゾウムシ
2004年09月24日

今日は栗の木でオトシブミを探した。オトシブミは成虫越冬するが、越冬個体は、夏の間前蛹で過ごし、9月に入ってから羽化すると思ったからだ。数は少なかったが目的は達した。
 クリには今の季節クリシギゾウムシが多い。クリを買ってくると、脚の目立たない固いウジのような虫が出ることがあるが、その成虫が写真のクリシギゾウムシだ。
 上の口が特に長いのがメス、下がオスだ。甲虫は雄の方が立派なものが多いが、クリシギゾウムシではメスの方が立派だ。
 メスは栗のいがを通して穴をあけ栗の実に卵を産むのだから、長い口でなければならないわけだ。

◎佐久市のパラダで昆虫写真コンテストをやっています。海野が審査委員長です。締め切り間近。26日消印有効です。ふるってご応募ください。詳しくはこちら

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。