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海野和男のデジタル昆虫記

クロスズメバチの狩り

クロスズメバチの狩り
2004年09月22日

道脇にカナムグラが茂っていて、そこに数匹クロスズメバチが飛びまわっていた。どうやらそこは狩場になっているらしい。ハチは藪の隙間をうまく飛びまわり、時々何かめがけて飛びかかっていく。葉に体当たりして何か落ちてこないか探ったりしているような行動も見える。しばらく見ていると、ハチの羽音を聞いてか、ササッと移動するカンタンの姿が見える。もしや・・・と思い、そのまま観察を続けていると、ついにカンタンを狩るハチの姿を見ることができた。
 ハチは捕らえたカンタンをすぐにバラバラにしはじめた。どうやら巣に持ち帰るのはお腹の部分だけらしい。適当な量を丸めると飛び去っていった。後に残したものを再び取りに来るかと待ってみたが、それっきり戻っては来なかった。


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