数年前、山で採ってきた小さなキハダ。徐々に徐々に大きくなってきていたが、ようやくチョウの幼虫がついた。それもカラスアゲハの幼虫である。まるまる太った終齢幼虫が重そうに葉にとまっていた。
この幼虫はついつい正面からアップで撮影してしまう。この幼虫の仮の顔が面白いからである。赤い目のような胸の眼状模様が、まるでヘビのような表情を作っている。ファインダーにとらえながら、完全に顔として見ている自分に気づいて、ちょっとおかしく思った。
◎パナソニックのページページで海野の写真が公開されていました。
◎東京電力のHPで昆虫教室がスタートしました。24回のシリーズです。第一回は「尾瀬のトンボ」。
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