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海野和男のデジタル昆虫記

入道雲の発達

入道雲の発達
2004年07月09日

午後になって入道雲が大きく発達してきた。頭上まっすぐ見上げるほどに高く成長している。やがて大きな雲が太陽を遮ると、辺りは薄暗くなり涼しい風が吹き始めた。遠くでは雷鳴が響いている。
 いよいよ降るのかと期待しはじめたところで、ポツリポツリと大粒の雨が落ちてきた。そして間もなく、予想を超える激しい雨となった。しばらくぶりのまとまった雨である。我々ばかりでなく、植物も昆虫たちもこの雨がどれだけありがたく感じていることだろう。
 夜になっても雨は続いている。時々激しく降っては止み、降っては止みを繰り返している。気温は一気に下がった。

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