4月10日に孵化を確認したメスアカミドリシジミの幼虫。すっかり開いたサクラの葉を食べて、すでに5mm以上に成長している。
幼虫は薄い黄色だが、これが意外にも新緑のサクラの葉によくとけ込み見つけにくい。葉裏にただとまっているだけなのだが、下から見上げると光を透した状態がちょうどよく周りにマッチする感じになる。写真のようにしたからストロボをたくとよく目立つのではあるが。
この幼虫はずっと観察している1個の卵から孵化したものだ。
◎岩波ジュニア新書で「デジカメ 自然観察のすすめ」を執筆中。だいたい入校が終わり夏前には出ると思います。ちくま新書では「昆虫の世界へようこそ」がやはり夏前に発売。両方とも写真がたくさん入ったカラー判です。
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