長坂町のオオムラサキセンターで虫の話をした。今月いっぱいミニ写真展をやっているので、その一環の講演だ。
オオムラサキセンターを切り盛りしているのは地元の跡部さんという方だ。ぼくがオオムラサキに関わっていた25年ぐらい前にはよくお会いした方だ。オオムラサキを守る会というのがあった、オオムラサキを通して里山環境の大切さを伝えようという趣旨で、昆虫採集を禁止するのではなく、環境を整備し残そうと燃えていたわけである。
ぼくは会からは離れてしまったが、長坂町が立派な施設を作り、今では年間3万人の入館者があるという。里山環境をそのまま残し、手入れを行っているので、敷地内にはとても素晴らしい環境が拡がっている。
チョウのケージもあるが、これも温室ではなく、中は小さな雑木の疎林で、良く設計されている。ガラス温室ではどこもオオムラサキの飼育はうまくいっていないがここでは見事成功。羽化したオオムラサキの半数は野外に放しているのだという。外と同じ環境で、捕食者が入り込まないようにしているだけだ。
上 10D 65マクロ 下 E-1 50マクロ+1.4X
◎海野和男写真展「小諸日記PART3」お知らせです。
会場は東京神田小川町のオリンパスギャラリーです。
5月13日〜26日(日曜休館) 午前10:00〜午後18:00( 最終日は午後15:00まで)
5月15日(土)には(1)11:00〜 (2)14:00〜の2回、ギャラリートークも行います。こちらも是非ご参加下さい
詳しくはこちらをご覧ください。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.