海野和男のデジタル昆虫記

根子岳とサクラ

根子岳とサクラ
2004年04月18日

菅平高原をバックにサクラが咲いている場所があったので1枚撮影。バックの山は根子岳2207mである。
 根子岳には2回のぼったことがある。1回目は小学校5年生の夏。その頃ぼくは信州の蝶にあこがれていた東京の少年だった。ミヤマモンキチョウという蝶をどうしても捕まえたくて、母親にせがんで家族旅行となった。
 2回目は大学を出たばかりの頃、今度は写真を撮りたくて登った。天気が悪く、登山を諦め、1週間おいて再び挑戦した。ミヤマモンキチョウの産卵の写真を撮ったのが懐かしい。
 ミヤマモンキチョウは今では保護されており、捕らえることは禁止されている。
 昔はミヤマモンキチョウに限らず蝶の採集に行くには、列車とバスを乗り継いでいった。そこからは徒歩であるから、実際に採集できる人はそんなに多くはなかった。
 今では、簡単にアクセスできる場所が多いから、みんなが押し寄せたらこうした蝶はやはり打撃を受ける。根子岳は牧場まで車で行けるので1時間ぐらいは短縮されたが、今も車道がないのがよい。
 
D70 105mmマイクロ+テレコン

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