アトリエで飼育中のコブハサミムシは、ようやく卵が孵化した。午前中に数匹孵化したのを見つけ撮影を開始。夕方までにはほとんどが孵化した。
次々に卵が孵化するなか、母虫は終始落ち着かず動き回っていた。ずっと卵や幼虫を移動していただけのようにも見えたが、結果的に孵化を補助することになっているようだ。しかし移動中にまだ柔らかい幼虫を蹴飛ばしたり踏みつけたりの連続で、ちょっと心配にもなった。だが、幼虫は結構丈夫なもので特にケガしたようなものはない。しばらくすると体が固まって黒っぽく色づくと、壁面に集まりはじめた。
孵化直後の真っ白なハサミムシの幼虫はまるでシロアリのようである。
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸 の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販する ことにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。
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