数日前の信濃毎日新聞に豊科町の白鳥湖にカナダヅルが来ているとの記事を見た。カナダヅルはごくまれにしか日本に訪れない冬鳥。しかも九州の一部にやってくるのみで、長野県への飛来は初ではないかと言われている。雨の中だったが、松本に来たついでに寄ってみることにした。
いつものようにたくさん群れるコハクチョウやカモを見ていくと、見慣れぬ背の高い鳥が確かに一羽混じっていた。足下の石のすき間に、熱心に何か食べ物を探っている。一羽だけで寂しくないのかと思うが、周りの賑やかな連中のなかが気に入っているのか、割と落ち着いているように見えた。
◎月刊誌2月号
・デジタルフォト「自然のワンダーランド」 今月は「冬の昆虫さがし」
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