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海野和男のデジタル昆虫記

雷滝

雷滝
2003年11月09日

デジタルキャパのE-1撮影会2日目、あいにく朝から雨で、山にいく予定を変更、あまり歩かなくて良い場所と言うことで小布施や高山村などをまわった。
 長野市の北西部にある高山村には滝が多い。広葉樹が多く紅葉でも有名な場所という。同じ長野県にいながら、ぼくは今まで訪れたことがなかった。
 もう紅葉はすっかり終わってしまっていたが雷滝はなかなか勇壮な滝だった。別名裏見の滝と呼ばれるそうで、遊歩道から滝の裏側が見える。シャッター速度を変えて何枚か撮影してみた。写真は左上から右下へ1秒、1/15、1/60,1/400である。人間の目に近いのは前にも書いたかもしれないが1/60であると思う。けれど低速シャッターや高速シャッターを使うと、見えない世界が見えてくる。一般に滝は低速シャッターで撮るものと決まっているようにも思えるが、ぼくはそうではないと思う。自分が何を現したいかでシャッター速度を決めればよいのである。

E-1 14-54
     
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集(小諸 日記のクラカメ版)で、自信作です。ハードカバー208頁A4の大型本で、見かけも立派です。クラカメ図鑑としても使えます(こちらはDimage7と E-20などのデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付きです。本屋さんでは入手が難しそうなのでホームページで直販することにしまし
た。こちらをご覧 下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。 

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