冬を前にモンキチョウは産卵に大忙しだ。日当たりのよい土手にはたくさんのモンキチョウが飛び交っている。メスは地表近くを低く飛びカラスノエンドウやスズメノエンドウの小さな葉をさがして卵を産みつける。そのメスを追いかけて飛ぶオスも多い。メスと比べるとオスの飛び方はせわしないからすぐにわかる。
写真はオスにつきまとわれながら産卵するメス。メスはもう交尾済みだから、オスはいくら追いかけても目的を達成できない。ただ産卵を邪魔しているだけのようである。画面上部にはすでに産卵された卵も見える。
卵はまもなく孵化し、幼虫で越冬、春を前に蛹になり、早いものは3月中に羽化する。先の植物は冬でも葉が枯れることはない。
D-1X マイクロ200mm
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「自然のワンダーランド」4ページ連載中です。今月は「暮れゆく秋」
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