雨の中のフキバッタ
2003年08月09日
台風は昼過ぎには長野県から遠ざかった。風はそれほどではなかったが、雨はずっと降り続けた。
アトリエの玄関先に生えたウドに一匹のフキバッタが雨に打たれていた。細かい水滴を体中につけていて面白いと思ってカメラを向けると、前脚で触角についた水滴を落としはじめた。触角は大事な感覚器官だから、水滴がつくと感覚が鈍るのだろう。このバッタに限らず、昆虫たちは触角の掃除に熱心である。
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