いつも行く池の畔にカセンソウのある小規模な草原がある。その場所は、その池の土手のごく一部であるが、そこだけが草原的環境を保っている。今頃はカセンソウとアザミ、秋にはオミナエシなどが咲きとても綺麗なところだ。
池の畔の草刈りは時々行っているのであろうが、その草むら以外は直ぐに背の高い草で覆われてしまう。1昨日とても綺麗だったので再度いってみた。広角マクロ撮影をしたかったからだ。ところがいってみると全ての草が刈られてしまっていた。蝶の姿は1匹もない。
手前が茂りすぎていたのが気になっていたが、そこだけ刈ればよいものをと思った。けれどここはよその人の土地であるし、草刈りをすることでカセンソウもオミナエシもここに生えることができるのかも知れない。それにしてもこんなに綺麗な花を刈ってしまうとは・・・いつもと草刈りの時期が異なっている気がするのだが・・・
がっかりして戻る途中の田の畦にカセンソウが咲いていた。そこだけが草刈りをされておらず、わざと残したものだと思う。そこはほんの2mほどの長さの群落だが、チョウが無数に集まっていた。そのいくつかを撮影した。モンシロチョウ、ウラギンスジヒョウモン、キアゲハ、ジャノメチョウ。10分ほどの間に他にも何種もの蝶が花を訪れていた。
ところでE-1の標準ズームは最短撮影距離が22cm。望遠側での撮影倍率は35mm換算だと何と1/2倍。OM用のズイコー50mmF3.5マクロと同じ絵が撮れるわけだ。明るさも望遠側で3.5である。
◎今月発売(20日頃から)のカメラ雑誌でE-1レポートを書いています。第一弾はデジタルphoto専科で6頁(見開きの写真あり)、他にもデジタルCAPA、CAPA、デジタルカメラマガジンにレポートと写真が載ります。写真は6月末のプレス発表会で使われた写真が主です。各雑誌で写真は重なっていません。8月末頃からでる雑誌では新作をお見せできると思います。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.