小諸のヒメギフチョウは昨年から激減してしまった。通っていた産地で一昨年かなりの数が採集されてしまったのが原因のようだ。蝶は採っても減らないとよく言うし、ぼくも言って来た。ただしそれは孤立した小さな個体群には当てはまらないのである。そこは主に食草のある場所は100m四方ぐらいの小さな場所だ。
以前は多数の個体が飛び交う姿が見えたが、昨年も今年も何回か通って、わずか2匹しか見ていない。
今日は全く違う産地に行ってみた。そこは連続して広範囲にヒメギフチョウが分布している。採集している人も多いのだが、何十年も個体数はあまり変わっていないのではと思う。そういう産地なら採集されても大丈夫と思う。気温が低くあまりよい写真が撮れなかったが、立体写真を一枚撮影。
平行法で見てください。左目で左の画像、右目で右の画像を見ます。難しい方は両方の画像の間にはがきでも立ててモニターに顔を近づけると見えると思います。ただしこの立体写真はあんまり精度が良くありません。うまくいくと、画像が3枚に見え、真ん中のが浮き上がって見えます。
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