1966年に発売されたミノルタSR-T101以来、およそ17年間にわたりミノルタはCLC測光という当時最新の測光方式を採用した。カメラのプリズム部にCLCと書いてある。
CLC測光は画面の上下をCDSを2個使って測光することで、より正確な露出を得ようとしたものだ。ミノルタは常に最新の技術をカメラに投入してきた会社で、今や当たり前のAFもミノルタからはじまったし、このCLC測光も現在の多分割測光の走りである。
ミノルタSRTスーパーは1973年の発売であるが、基本的には人気のあったSR-T101とあまり変わらないカメラだ。当時はカメラの寿命も今と比べればずっと長かったわけだ。
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