アトリエで飼育中のクロオオアリ。たくさんある繭の一つが破れ、中から働きアリが姿をあらわした。すると周りの働きアリが仲間の羽化に気がつき、やさしく近づき羽化を手伝う。羽化したアリの開けた穴を広げたり、まだ羽化の完結していないアリを引っ張り出したり、脱皮の手伝いをしたり、その姿はなかなか感動的である。
でも見ていると、離れた場所に運んでいって、そのまましばらくほったらかしにしていたり、羽化中のアリが苦しそうにもがいている脇で、ずっと自分の身体のそうじをやっていたり、大丈夫だろうかと心配になることがある。アリの行動を見ていると、多くこんなはがゆい行動にであう。見ているこちらが勝手な先入観をもって期待してしまっているから、そう感じるのだろうけれど。
◎ 海野和男写真展「デジカメで撮る自然写真2001.9〜2002-8」
東京展は明日から10月15日まで（日曜祝日休み）
ミノルタフォトスペース新宿（連絡先03-5269-2458）
10/5は午後3時より写真展会場にてデジカメ教室。入場無料、当日参加OKです。ご参加をお待ちしております。
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