お墓でナツズイセンが満開である。夏に咲く水仙という意味でナツズイセンと呼ばれる花だが、本当はヒガンバナの仲間である。ヒガンバナ同様に葉が出る前に茎だけ伸びて花を咲かせる。葉が出るのはヒガンバナ同様に花が終わってからだが、ヒガンバナが秋から葉が出るのに対しナツズイセンは春になってから葉が出る。
ヒガンバナはお彼岸の季節に咲くが、ナツズイセンはお盆の頃が花期である。花の咲いている時期はせいぜい2週間で、今年も先週あたりから目立つようになってきた。ヒガンバナの仲間は中国が原産と思うが、盆や彼岸に合わせて花を開くのは面白い。そして両方とも墓に植えられていることが多い。(オリンパスE-20で撮影)
BROBA 「Nature & Image」
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