子供の本の仕事でシオカラトンボを頼まれているので撮影しなければならない。脱皮の連続写真などを撮影するには、野外では無理があるので飼育して撮影する。脱皮や羽化は見ているとわくわくするのだが、撮影しなければならないとなると、正直結構辛い。トンボのヤゴは特に苦手で脱皮の兆候をつかみきれないから、何日もにらめっこなどということも、よくあることだ。今日は比較的うまくいってよかったが、脱出するときにヤゴの抜け殻のお尻が持ち上がるのは知らなかった。こうすることで足が水底につき、脱出しやすくなるが、本当は何かにつかまって脱皮するのかも知れないと思った。
◎日本鱗翅学会ではチョウとガの写真コンテストを行っています。
9月15日締め切りです。詳細はメールでpen@japan-inter.netまでお問い合わせください。
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