ススキの細い枯れ枝にニイニイゼミがとまっていた。辺りを見まわすと、そんな姿勢のものが何匹か見える。これは何かある・・・。
横から見たところ、すぐにそれが産卵中のメスだとわかった。お腹の先から鋭い産卵管を出し、ススキの枯れ枝に突き刺している。時々、震えるような動きがあり、どうやらそのタイミングで卵を送り込んでいるらしい。そうしておそらく10個近く産卵した頃、メスは産卵管を抜き1センチくらい上にずれてまた産卵を再開した。
そんな動作を延々繰り返し、メスは相当な数の卵を産みつけたようだ。下に続く産卵痕の列がもう30センチくらいになっていた。
◎7月28日の「どうぶつ奇想天外」では、海野が出演しモンシロチョウと戯れます。何が起こるかは見てのお楽しみ・・・。ご期待ください。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.