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海野和男のデジタル昆虫記

麦秋とクラカメ(プリズマレフレックス)

麦秋とクラカメ(プリズマレフレックス)
2002年06月18日

久しぶりのクラシックカメラはアルパのプリズマレフレックス。衝動買いをして、今日届いたものだ。衝動買いといっても、このカメラは実は科学カメラとして極めて重要なので前から欲しかったものだ。高価なのと、ちょっと金欠病で諦めていたのだが、リーゾナブルな価格であったので、つい後先を考えずに購入してしまった。
 世界初のプリズム付き一眼レフはコンタックスFだが、このプリズマレフレックスも実は同じ1949年の発売である。45度のプリズムファインダーを持ち、複写台などにつけて科学的目的に使われた。そのためには、アイレベルより45度の傾斜を持っていた方が使いやすい。これ以後アルパはしばらくの間45度のファインダーが特徴となった。
 届いたばかりのカメラで早速1本撮影した。使いにくいと思っていたが、アルパの中ではかなり使いやすいカメラであることがわかったのは収穫だった。それにしてもこのデザインはなかなかしゃれていていいカメラだなと思った。
 ちょうど色づいた麦畑で、夕暮れの時間帯に撮影した。

海野和男とクラシックカメラ「クラシックカメラで自然を撮る」A4上製208pp。人類文化社より7月末発行。カメラの写真300枚以上。そのカメラで撮影したネイチャーフォト400枚以上掲載。クラカメ図鑑としても、写真集としても使える楽しい本にします。請うご期待。

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