綺麗な流れの中に、素早く歩き回る割と大きめの虫が見えた。網に誘い込んでつかまえてみると、立派なカワゲラの幼虫だった。いつものように水槽にセットを作り撮影をはじめたが、ずっと歩き回っているか石の下に潜り込んでいるかで、なかなか撮影は難しい。
スタジオに戻って図鑑を調べてみたところ、意外に種の同定が難しいことに驚いた。結局、カワゲラ目カワゲラ科である以上、はっきりとしたことはわからなかった。川虫の世界もなかなか奥が深そうである。
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