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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(ミノルタXE)

今日のクラシックカメラ(ミノルタXE)
2002年02月22日

ミノルタXEは1976年発売、当時の最新の電子化の技術を取り入れたカメラである。電池がないとシャッターが切れないカメラである。これは今では当たり前だが、必ず電池が必要になったのはこの時代からである。XEは電池切れでも1/90だけは機械シャッターで切れる安心なカメラだ。
 XEは大変に良くできたカメラである。ライカR3は実はXEとほとんど変わらないカメラだ。R3のシャッターや電子部品は基本的にXEと同じである。
 天下のライカが取り入れるほど、当時の日本のカメラと電子技術は世界をリードしていたのである。そしてXEのシャッターの感触の良さは今でも語りぐさになるほどである。
 ミノルタとライカは1973年にライカCLとミノルタCLという双子のカメラを出した。この2機種はは外観から内部まで、ごく一部を除き、同一のカメラであった。一方XEとR3はデザインなども異なる。しかしシャッターを切った感覚はR3そのものである。
 レンズはパナゴール90mmマクロ(このパナゴールのマクロレンズについては今年の1月18の小諸日記に解説がある)。今日はこのセットでキノカワガを撮影。ついでに最新のディマージュ7でも同じ被写体を狙ってみた。あがりはどちらがよいだろうか楽しみだ。

◎クラシックカメラで撮る自然写真(仮題)この夏人類文化社より発行予定

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