カンザクラには蜜を吸いにメジロとヒヨドリが訪れている。ヒヨドリはお腹いっぱいでも近くの木で見張っていて、メジロが来るとものすごい勢いで突進して蹴散らしてしまう。ちょっと蜜を吸うと、また近くの木に移ったりするから、いじめるのを楽しんでいるようだ。
昔、ブラジルでハチドリの撮影をしたときも大型のハチドリと小型のハチドリの同じような争いがあった。ところがぼくが撮影しようと近づくと、大型の方は恐れて逃げる。
ところが小型の方は、そのすきに、ぼくの目の前で蜜を吸うのでよい写真が撮れた。ところが東京ではヒヨドリも人慣れしていて全く恐れる気配はない。ネコもうろうろしているが、それすら恐れない。
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