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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(ペンタックスSL、蛍石レンズ)

今日のクラシックカメラ(ペンタックスSL、蛍石レンズ)
2001年12月19日

ペンタックスSLは1968年発売。ベストセラーのSPから露出計をとったものである。付いているレンズはウルトラアクロマチックタクマー300mm5.6である。今でこそ低分散ガラスなどカメラ用の収差の少ないレンズは当たり前になったが、当時は蛍石を使うのが常だった。蛍石は高価だったので、蛍石を使ったレンズはそれほどおおくはなかった。このレンズは他メーカーの蛍石レンズと比べればずっと安価であった。
 普通の300mmF4を買おうかと思ったが、大きくて重い。このレンズなら暗いけれど軽いのでよいと思い購入した。本格的な望遠レンズとしては初めて購入したものだった。多分70年台のはじめに買ったと思うが、本格的に使ったのは70年代の後半に初めてオーストラリアへ撮影にでたときだ。大変シャープだが、暗いので手ぶれした写真が多かったようにも思う。最近改めて使ってみてそのシャープさに再び驚いた。
 
◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏発行予定

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