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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(レチナ・C)

今日のクラシックカメラ(レチナ・C)
2001年12月16日

コダック社のレチナは、アメリカ製ではなくドイツ製である。1934年からレチナの名で製造が開始された。ライカのような高級機ではなく、誰でもが写真を楽しめるようにとの思想の元で作られ、中産階級向けのカメラである。
 ・Cは1954年から製造を開始され、主にアメリカ向けに輸出された蛇腹式のしゃれたカメラである。蛇腹をたためば、カバンの片隅にでもすっぽりとおさまるコンパクトさがよい。レンズも前群を交換する方式で広角や望遠もあり、主にシュナイダーがそのレンズを供給していた。標準はレチナ・クセノン50mmである。当時のアメリカは中産階級が発達していたから、このカメラはよく売れた。50年代から60年代にかけ、アメリカ人の海外旅行者と共に世界を飛び回ったことと思う。

◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏発行予定

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