Zenit 3mは旧ソ連製の一眼レフカメラだ。前に紹介した(10月30日)Zenit c同様に、ライカスクリューマウントのカメラである。マウントが同じなのでLマウント(ライカスクリューマウント)レンズは全て使用可能である。けれどフランジバックが異なるので接写専用になる。なおこのカメラは1965年製。
5000円ぐらいから手に入る非常に安価なカメラであるし、デザイン作り共にしっかりした良いカメラだと思う。
写真は戦前のライカエルマー90mmをつけたところ。これで50cm〜70cmまでピントが合うから昆虫の写真には最適だ。写真下はインダスター50というソ連製の50mmレンズ。左がLマウントのレンジファインダー用。右がZenit 3m、zenit1、zenit cなどのLマウント一眼レフ用。レンズの鏡筒の長さが異なるところ以外は変わらない。
◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏発行予定
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