赤く色づいたヌルデにマルカメムシの大集団を見つけた。写真のような集団がこの木全体にあって、総数は数千匹にもなりそうだ。マルカメムシは初夏にはクズなどに集団でいるのがよく見られる。越冬前に集まって、ナミテントウなどと同じように集団で越冬するのだろうか。マルカメムシは石の下や落ち葉の下で数匹固まって越冬しているのはよく見かけたが、大集団での越冬はまだ見たことがない。
そういえば昨日から越冬場所を求めて飛び交うナミテントウを見かけるようになった。越冬する昆虫たちは、やがて来る冬を察知する特別な能力があるのだろう。そして、それは恐らく日長や温度の変化が引き金となるのであろう。
「虫たちの惑星」
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