一本のケヤキの大木で、樹皮の下で越冬中の昆虫を探してみた。見つかったのは、テントウムシ(1)ヤノナミガタチビタマムシ(2)トビイロマルハナノミ(3)ベニモンツノカメムシ(4)カメムシの一種の幼虫(5)ヤニサシガメの幼虫(6)アブラムシの一種(7)コバチの一種(8)モンシロチョウの蛹(9)。
トビイロマルハナノミは後ろ脚がよく発達し、バッタのようにジャンプする。それで、樹皮をはがすショックでほとんどが逃げてしまい、ちょっと苦労した。
意外な発見はモンシロチョウの蛹だ。先日は石の下から、今日は樹皮の裏側から見つかった。無理矢理2つの場所の共通点を考えると、風が直接あたるのを避け、なおかつ、よく日光があたるものの裏側、というところだろうか。
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