こんな時どうする?ハーブに関するQ&A【23選】!

  • 2023年8月25日
  • NUKUMORE

ハーブを栽培していると直面しやすい疑問やトラブル。例えば、料理に向く、クラフトに向く、長く収穫するコツなど、わかりやすいQ&A方式で紹介します。困ったことは、ここでかんたんに解決できるかもしれません。

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Q:ラベンダーを庭に植えたい

A:水はけのよい場所を作り、蒸れが少なくなるようにすれば可能です。雨はなるべく避け、土盛りなどの工夫をして植えつけましょう。株元に小石などを敷くと雨のはね上がりで下葉を枯らす予防策になります。 k72_P150_map_1_1691464476

Q:バジルの根がヒョロヒョロと伸びて、葉が小さくなったのはどうして?

A:長期間育てて収穫を繰り返していると、元肥を与えていても肥料が足らなくなり、成長が悪くなります。追肥として、液肥を与えるとよいでしょう。また本葉が3段目まで成長したら、2段目の上の茎を摘み取ると、わき芽が出て葉がよく茂ります。 k72_P150_map_2_1691464491

Q:ミントは水の中でも栽培できますか?

A:できます。ミントは水を好むハーブなので、庭でも日が当たらない場所でも元気に育ちます。ただし、水がにごると枯れてしまうので、1週間に1度を目安に水を替えましょう。 k72_P150_map_3_1691464499

Q:イタリアンパセリを長期間収穫するコツは?

A:花芽を見つけたら摘み取りましょう。半日陰で育てて、葉が茂って草丈が大きくなってきたら、葉の上の方を摘み取ります。このとき、外の茎から摘み取るようにすると、より長い期間収穫が楽しめます。一度に収穫しすぎないことや、花が咲く前に花芽を摘み取るのもポイントです。 k72_P150_map_4_1691464508

Q:チャイブは、鉢植えと地植え、どちらが初心者向きですか?

A:チャイブは、鉢植えでも地植えでもポイントさえつかめば、どちらでもかんたんに育てることができます。鉢植えの場合は、根づまりしやすいので、早めに植え替えましょう。地植えの場合は、酸性を嫌うので、植えつけ2週間前に苦土石灰をまいて中和し、元肥を与えてから植えつけましょう。 k72_P150_map_5_1691464518

Q:タイムの丈が伸びすぎてしまったときはどうしたらいいの?

A:手入れを兼ねて、こまめに刈り取ることが大切ですが、丈が伸びすぎたら、上の方の新芽を摘み取りましょう。葉の先端だけを整枝し続けると丈が伸び、混み合ってしまうので、年2~3回刈り込みをして、下の方から再生させましょう。 k72_P150_map_6_1691464526

Q:ハーブと一緒に植えた他の植物の元気がない。なぜ?

A:ミントや、カモミールなどのハーブは、地上や地下に茎を伸ばしてはびこるため、一緒に植える植物の成育を妨げることがあります。このような場合は、畑の場合はレンガやブロック、トタン板などで仕切りを作ると良いでしょう。または、ハーブの苗をひと回り大きなビニールポットに植え替えそのままポットごと植えつけても良いでしょう。 k72_P150_map_7_1691464536

Q:タイムを保存するには、どうしたらいい?

A:開花直前に枝ごと刈り取り、束ねて吊るし、乾燥保存します。食べるときは水で軽く洗ってから食べましょう。葉の小さいものは枝ごと利用するとよいでしょう。 k72_P150_map_8_1691464546

Q:花がきれいなハーブはどんなものがありますか?

A:ラベンダー、ナスタチウム、マリーゴールド、センテッドゼラニウム、サフラワー、スイートバイオレット、セントジョンズワート、バラ、マロウ、ヤロウなどがきれいな花を咲かせます。

Q:料理に向くハーブは何ですか?

A:バジル、ミント、カモミール、タイム、セージ、ローズマリーなどがよく料理に使用されます。その他イタリアンパセリ、キャラウェイ、シソ、スープセロリ、ステビア、セイボリー、オレガノ、マジョラム、レモンバームなど数多く親しまれています。

Q:クラフトに向くハーブは何ですか?

A:ラベンダー、ミント、チャイブ、ローズマリー、カレープラント、アルカネットなどです。基本的には枝ごとドライにして利用するようにします。

Q:アロマテラピーに効果があるハーブは何ですか?

A:バジル、ラベンダー、ミント、カモミール、セージ、タイムなどです。ただし、エキスを抽出した精油を使う方が効能ははるかに期待できます。

Q:初心者でも育てやすいハーブは何ですか?

A:バジル、ミント、カモミール、セージ、タイム、ローズマリーなどですが、ハーブはじょうぶなものが多く、比較的どの種類も育てやすいといえます。

Q:苗を植える時期は、いつがベスト?

A:植える時期は春先がよいものが多く、上手に育てれば、早くて初夏から収穫ができ、晩秋まで楽しめます。

Q:どういう苗を選べばいいのかわからないのですが?

A:園芸店で苗を選ぶときは、元気な葉(葉色が濃く、生き生きとしたもの)で、葉の数が多いものがよいでしょう。また、根がはみ出る程伸びているものはよくありません。適度な長さのものを選びます。また、普通の土より、ハーブ栽培用の土が売られているので、それを使用するとよりかんたんに育てることができます。水をしっかり与え、湿らせてから苗を植えましょう。仕上げに少量、追肥を与えるとよく育ちます。 k72_P150_map_9_1691464563

Q:ローズマリーの花が咲きません

A:花が咲く時期は、通常春先です。ローズマリーは繁殖力おう盛なハーブなので花が咲かなくてもとくに問題はありませんが、雨に濡れない場所で育てるとよいでしょう。

Q:夏の暑さに強いハーブはありますか?

A:ハーブはもともと乾いた気候で育っているので、多湿に弱く、高温に強いです。通気性のよい場所であれば、夏の暑い時期でもあまり問題はないでしょう。代表的なハーブは、ペパーミント、キャットニップなどです。

Q:ローズマリーを室内で育てていたら、葉に白い粉がつきました。

A:ローズマリーなどのように日光を好むハーブは、日陰に置くとカビがつきやすくなってしまいます。なるべく日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
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Q:種から育てるのはかんたん?

A:ハーブを種から育てる人もいますが、初心者の方にはむずかしいかもしれません。おすすめは、すでに大きくなっている苗を園芸店などで購入するとよいでしょう。

Q:鉢の置き場所は、どこがよいのでしょうか?

A:直射日光が長時間あたる場所や暑くなりすぎる場所、また冷暖房が直接鉢に当たるところは避けた方がよいでしょう。鉢植えなら、色々と置く場所を変えることができるので地植えよりも便利ですし、育てやすいと言えます。育てながら、一番環境の合う場所を探してみましょう。基本的にハーブはとても生命力が強いので、手間いらずで育てることができます。自分のお気に入りのハーブを見つけて作ってみては?

Q:ローズマリーの整枝(せいし)のポイントは?

A:ローズマリーの丈が伸びすぎると葉がかたくなり、食べられなくなるので、枝ごと切り、風通しよく整枝するのがポイントです。整枝は2回行います。1回目は、梅雨入り前。混み合った葉を取り除きます。2回目は開花直前。大きく刈り込み、新しい枝に更新すると、柔らかいローズマリーを収穫することができます。 k72_P150_map_11_1691464583

Q:フェンネルの子苗を育てたい場合はどうしたらいいですか?

A:フェンネルは、種をまいて育てる方法と、株分けして育てる方法があります。栽培をはじめて3年ほどたつと、株のまわりに種がこぼれ、たくさんの子苗を得ることができます。この子苗を畑に植えて育てますが、根がまっすぐ伸びて切れやすいので、深く土を掘り上げて根を切らないようにしましょう。

Q:鉢植えにしたいけど、どんな鉢を選べばいいでしょう?

A:ハーブの種類は過湿を嫌うものがわりと多いので、鉢を選ぶ際は通気性のよい、素焼きの鉢などを選んで使うようにしましょう。

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