
お財布に付けるウォレットコードは、防犯要素はもちろん、アクセサリーとしても人気です。革ひもならではの定番アイテムで、使い込んでいくうちに、しっくり馴染んできます。
必要な材料
・ボタニカルレザーコード[3mm幅革ひも]
A:ブラウン(812) 220cm×1本
B:オレンジ(817) 220cm×1本
C:オレンジ(817) 15cm×2本
・AGキーリング(G1020)1個
・AG鉄砲カン(G1021)1個
作り方
*四つ組みのやり方

4本のひもを組んで、ロープ状にしていく結び方。左右から内側にひもを入れていきます。「休んでいるひもを次に使う」と覚えましょう。
【必要なひもの長さ】 (15cm分):40cm×4本
【主な使いみち】 アクセサリー/バッグの持ち手など
※平革ひもで組む場合は、裏が出ないよう包むように組みます。
01 ひもを4本並べる。CとBを交差する。

02 DをB、Cの下を通して、上からC、Bの間に入れる。

03 AをC、Dの下を通して、上からD、Cの間に入れる。

03 AをC、Dの下を通して、上からD、Cの間に入れる。

05 3、4の順に端のひもをくり返し通して組んでいく。組みながら引き締める。

【配色パターン】
スタート時のひもの置き方で、色の出方が変わります。四つ組みでは、以下の2パターンがあります。
*柄が縦にまっすぐ出ます。

*柄が交互に出ます。
*巻きつけとめ結びのやり方
ひもの束に、1本のひもをぐるぐると巻きつけてまとめる方法。まとめ結びと似ていますが、長い寸法に巻きたい場合や、すべりが悪くてまとめ結びができない素材に使います。
01 作品の裏側で結ぶ。ひも端を、芯に2~3cm沿わせる。

02 隙間をあけずにぐるぐる巻いたらとめ結びをし、引き締める前に芯に接着剤をつける。

03 ひもを引き締めて、根元でカットする。

【まとめ結びと、 巻きつけとめ結びのちがい】
まとめ結びはひも端を巻いた部分に引き入れるため、巻きつけとめ結びよりもしっかり固定されます。また、巻く寸法が短いときに向いています。
巻きつけとめ結びは最後にとめ結びをするだけなので、巻く寸法が長いときや、すべりが悪くてまとめ結びに不向きなひもに向いています。
2本の芯にそれぞれ結びひもで巻きつけとめ結び。ぐるぐると長く巻くだけでも、ニュアンスのあるブレスレットができます。
*ウォレットコードの作り方手順
01 革ひもA、B2本を鉄砲カンに通し、中央で二つ折りにする
02 四つ組みを80cmし、キーリングに通して折り返し、鉄砲カンに通す
03 革ひもCで巻きつけとめ結び1.5cm
04 革ひもCで巻きつけとめ結び
05 2で折り返した革ひも4本をギリギリでカット

①スタートの仕方

②四つ組みの通し方
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