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Vol.21 近藤恭子さん
『エコラグジュアリー』という価値観からはじまるエコ

  • 2012年2月1日

「植物のあるシーン」の拡充

庭で採れた柚子
庭で採れた柚子
 以前の家では柚子の木がありました。お正月には親戚が集まり、お雑煮などに使っていました。お風呂にも。農薬は使っていませんでしたので、100%オーガニックですよね。また、庭にはいろんな生き物の訪問がありました。ガマ蛙・金魚(池で飼っていた)・うぐいす・シジュウカラ・鳩など…
 新居の方は、グリーンボ(後述)に植物を入れて室内で育てています。庭はまだ手を付けられていません。今考えているのは、柚子・レモン・山椒の木を植えたいなと考えています。安心して食事に利用できるものが、自宅で調達できるのは、まさに『エコラグジュアリー』です。

 

 現在ライラックジャパンでは『植物のあるシーン』創りで『エコラグジュアリー』を表現しています。
 例えば、東京で生まれた材木で・東京でこだわりの家具をつくる家具屋さんの家具と、空間でその世界観を表現しています。外のような室内、室内のような外、といったような開放感溢れる空間づくりで、植物をふんだんに使います。また、ガーデンデザイン・施工でもいままで植物を置けないと思われていた場所にも、庭がなくスペースがなくても植物を設置することのできる「デザインプランターグリーンボ」を使って、『植物のある空間』をつくらせていただいています。
 グリーンボは8cmまでの手すりやレール・柵やパーテーションに載せて使えるので、庭や広いスペースがなくても、また室内でも植物を設置することのできるプランターなのです。日本にもってこいのプランターだと思いました。
 いままで植物を育てたことのない方にも、その楽しさを知っていただきたいと、雑誌やテレビなどメディアからも、ガーデニングと関係のないところからも、『植物のある暮らし』を発信させていただいています。

 

豊かな時間を過ごせる空間をつくります
豊かな時間を過ごせる空間をつくります
柵にのせているのがグリーンボです
柵にのせているのがグリーンボです


これからを創るのは私たち

これからを創るのは私たち
 自然・芸術・音楽、伝統の美しさに触れ、美しいものを知る。
 新しい物と古い物との混在を、イマジネーションで自分色に染めていく。
 その居心地の良さや、そこはかとなく満ちてくる幸福感。その贅沢感が『エコラグジュアリー』なのです。
 無理や我慢ではない、ケチ臭くも貧乏臭くもない。至福に感じるエコ活動は、継続的に受け継がれていける。『エコラグジュアリー』は環境だけでなく、私たちの心の成熟にも繋がります。延いては、国力にも繋がると私は感じています。それには、私たちがそういう暮らしのできるイマジネーションを磨き、そういう暮らしのできる環境(仕組み)をこれから創っていけるかが問われます。この時代を日本で生きる私たちの課題ではないかと思うのです。


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