ゆるさを体現したような次世代のことわざ学習コミック!
「情けは人のためならず」は情けが甘やかしになると言われるようになったり、「二の舞を演じる」は演じずに踏むようになったり…。昔から使われていることわざや慣用句が、時代と共に変わっていって本来のものとは違う意味になっても、ほとんどの人が気にも留めないことが多いですよね。
言葉の意味は変化していくもの。であればことわざや慣用句に、現代を生きるねこの価値観を加えて新たな解釈をしても良いはず!と、「ねこ」のかわいさで「ことわざ」の意味を再解釈するのは『ねこむかしばなし』でおなじみのぱんだにあさんです。
ぱんだにあさんが展開するゆる~い世界、ぜひお楽しみください!
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねことわざ』から一部抜粋・編集しました。
ねこが顔を洗うと雨が降る
「ねこが顔を洗うと雨が降る」は、ねこの習性と天気を結びつけた言葉です。「食べた後に横になると牛になる」のような戒めを兼ねた比喩表現ではなく、実は気象予報士が認めるくらい信憑性のある表現なのです。諸説あるそうですが、ねこは湿気の多さを感じ取るとヒゲがむず痒くなるので、雨が降る前は顔を洗っているような仕草をするのだとか。
著=ぱんだにあ/『ねことわざ』