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「犬をしまえ、飛ぶぞ」台風で実際に犬が飛びかけた!? Twitterで20万いいねを集めた衝撃体験と注意喚起

  • 2022年9月27日
  • レタスクラブニュース



台風が近づいてくると、SNSで「犬をしまえ」の注意喚起をよく見かけるようになりますね。
台風など強風が吹き荒れる日に外にペットを放置しておくのは大変危険ですが、その状況を描いた漫画がTwitterで話題になりました。
「犬をしまえ 飛ぶぞ」の言葉とともにこの漫画を投稿したのは、愛犬と暮らす日々を描いた「ドベとノラ 犬がくれた優しい世界」の著者・ヨシモフ郎さん(@yosimofurou)です。

「犬をしまえ 飛ぶぞ」



まだヨシモフ郎さんが子どもだった頃、家では庭に犬とカメを飼っていました。ある日大きな台風が来て学校が休校に。親がいないのをいいことに、ヨシモフ郎さんはお姉さんと一緒にお菓子を食べながらTVでアニメをみていたそうです。





すると突然窓ガラスが割れて、「子ども的にもこれはガチでヤバいやつ?」と感じたそうです。停電でテレビも消え、様子を見に外に出てみると、リードに繋がれた犬が、なんと、宙に飛んでいました……!
ヨシモフ郎さんとお姉さんは犬を玄関に取り込んで一緒に震えていたそうです。

この経験を、ヨシモフ郎さんは「犬をしまえ 飛ぶぞ」と漫画にして投稿。犬が実際にふき飛ばされかけている様子のインパクトや、玄関先で震えている二人と一匹の様子の愛らしさに、このツイートは現在20万を超える「いいね」を集めています。

投稿者・ヨシモフ郎さんに聞きました


大きな反響を集めたこのツイートについて、ヨシモフ郎さんに当時の様子や感想を伺いました。

──この時飼っていた犬について教えて下さい。イラストの感じでは中型〜大型犬に見えますが、犬種はなんでしょうか。

ヨシモフ郎さん「犬種はシェットランドシープドッグ(=シェルティ)です。白黒で分りにくいのですがトライカラーの男の子になります。子供心には『名犬ラッシー』のコリーだと思っていて、すごく大きいイメージがあったのですが、写真を見返すとかなり小さい子でした」

──重さは何キロくらいの犬だったか覚えていますか?

ヨシモフ郎さん「写真の中の父と比べ、今の知識を統合して考えると8キロあるかないか、くらいではないかと思います」

──庭で吹き飛びそうになってる愛犬を目にした時は衝撃的だったと思います。その時の気持ちを教えて下さい。

ヨシモフ郎さん「犬って飛ぶんだ!と素直に思いました」

──玄関で震えてご両親を待っている時はどんなお気持ちでしたか?

ヨシモフ郎さん「リビングのガラスが割れて水浸しだったので怒られるんじゃないか、停電を知らなかったのでテレビを壊したと怒られるんじゃないか、犬を家に入れたらいけないと言われていたので、玄関に入れてたら怒られるんじゃないか、と吹き付ける風と雨の音より怒られることに震えていました」

──このマンガでの「犬をしまえ」の注意喚起は多くの犬飼いさんの心に届いたと思います。たくさんのコメントや引用RTがついていましたが、印象に残ったものがあれば教えて下さい。

ヨシモフ郎さん「みんな犬に限らずいろんなものを飛ばされてるな、と。亀さんや野良ネコちゃんをしまってくれた人もいたのが嬉しかったです。
たくさん拡散してもらえたので1匹でも多くのわんちゃん達が安全な場所にしまわれてたら嬉しいです」

「犬をしまえ」「亀もしまえ」

ちなみに、漫画の中にも出てきた庭のカメの行方を気にするリプライも多かったです。カメは実際に吹き飛んでしまったそうですが、近所の方に保護され煮干しをもらっていたそうで、一週間後にかえってきたとのことでした。
ヨシモフ郎さんは「猫もしまえ(野良猫ちゃんもできたら入れたげて…)」「亀もしまえ」「大事な物全部しまえ」とツイートされています。

ヨシモフ郎さんは著作『ドベとノラ 犬がくれた優しい世界』で、かつて飼っていたドーベルマン『ドべ』の思い出や、野良犬の保護犬『ノラ』との日常を綴っています。ヨシモフ郎さんが大型犬を飼うために筋トレで身体を鍛えたこと、最初はなかなか懐いてくれなかった保護犬のノラと根気強く関係を築いたことなど、犬への深い愛情を感じさせるエピソードが多数描かれています。




多くの人へ「犬をしまえ」の言葉が届いたのは、ヨシモフ郎さんのかわいいイラストに、犬への深い愛が詰まっていたからではないでしょうか。

みなさんも愛するペットたちを大切に、台風の前には外で飼っている動物をかならず家の中にしまってくださいね!



文=レタスユキ

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