休みの日にレシピを検索して「今度これ作ってみたいな♪」とチェックをするものの、いざ夕飯の準備の時間を迎えるといつもドタバタ!「今日はもうこれでいいや」とおざなりになってしまいがちですよね。平日に助かるのは、少ない負担で家族もおいしいと喜んでくれるラクうまご飯。豚こまと野菜1種しか使わなくても、コツをしっかり押さえればリピートしたくなる絶品料理が完成します!
豚肉となすのごまだれ炒め
【材料・2人分】
豚こま切れ肉…180g、なす…2個、ごま油、塩、こしょう、ごまだれ(白いりごま・しょうゆ・酒・みりん…各大さじ2、砂糖…小さじ1、片栗粉…小さじ1/3)
【作り方】
1.なすは長さを半分に切って六つ割りにし、水に約3分さらして水けをきる。ごまだれの材料は混ぜ合わせる。
2.フライパンにごま油大さじ1 1/2を強火で熱し、なすを炒める。しんなりしたら端に寄せて中火にし、あいたところに豚肉を入れ、塩、こしょう各少々をふる。肉の色が変わるまで炒め、ごまだれを加えて煮からめる。
(1人分416kcal、塩分2.9g 調理/Mizuki 栄養計算/スタジオ食)
濃厚なごまだれでご飯が進むボリュームおかずが、2ステップでできあがり! なすを炒めてから豚肉を入れると、なすはジューシーに、豚肉もやわらかく仕上がります。ごまだれは全体にからむように、片栗粉を入れてとろみをつけて。
豚こま+野菜1種で作れるおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
豚肉とピーマンのチンジャオ風
チンジャオロースはピーマンと豚こま肉だけでも十分おいしく! オイスターソース+焼肉のたれで、旨みたっぷりに仕上げます。
豚肉とレタスのオイスター炒め
とにかく時間がない日はレタスがおすすめ。豚肉の色が変わったら、レタスと調味料をざっと炒め合わせてはいできあがり! シャキッとしたレタスのみずみずしさがたまりません。
肉じゃが
お肉たっぷり、じゃがいもはホクホク。2つの食材を炒めて煮るだけ、と最小限の手間で和食のおいしさを実感できる一品です。
豚こまと小松菜のレンチン煮
豚肉にしょうゆ、みそ、ごま油をよくもみ込んで耐熱ボウルに重ならないように広げ、小松菜も入れてレンジでチン! 1度作れば、次はレシピなしで作れます。
時間の短縮だけでなく、家計も救ってくれる豚こまレシピ。組み合わせる食材や味のバリエーションを変えれば、毎日でも飽きずに楽しめそうですよ!
文=齋藤久美子(栄養士)