クリスマスにはプラスチックのツリーが一般的ですが、生の木にオーナメントを飾ったらもっと素敵かもしれません。
きれいに育てるのが難しいクリスマスの木、ゴールドクレストをどうすれば美しく成長させることができるのか、いくつか方法を見てみましょう。
冬は元気にクリスマスツリーとして活躍してくれたゴールドクレストも、夏を元気に乗り越えることがなかなかできません。
原因は日本の気候にあります。
ゴールドクレストは耐寒性があり乾燥にも強いので冬は元気に育ちます。
ですが高温多湿の気候に弱いため、日本の夏は苦手なのです。
蒸れてしまうと葉の内側から枯れてくるので風通しをよくするために適度な剪定が必要になります。
ゴールドクレストが上級者向けと言われる理由の一つです。
屋外では管理の目が届きにくいかと思います。
室内で育てるのは難しいですが、まずはよく目の届く場所で育ててみましょう。
直射日光は避けて、明るい窓辺などに置くと良いです。
エアコンやヒーターなどの風が当たる場所も避けた方が良いでしょう。
冬は湿気がないので気を抜いてしまいがちですが、乾燥も良くありません。
たまには霧吹きで葉を湿らせてあげましょう。
湿気に弱いゴールドクレストですが、実は乾燥もあまり好みません。
他の観葉植物と同じで、基本的に土が乾いたら鉢の底から水があふれるまでたっぷりと水をやります。
そしてたまに霧吹きで葉水を与えます。
冬の室内はエアコンやヒーターの使用で思っている以上に空気が乾燥しています。
冷暖房の風は枝先を痛めますので、時々葉の先を触ってみてパリパリになっていないか確認も必要です。
高温多湿に弱いゴールドクレストに夏を元気に乗り越えさせることは難しいかもしれません。
けれども、できれば毎年ゴールドクレストでクリスマスを演出したいものです。
置き場所や水やりに注意して、なるべく風通しを良くしてあげましょう。
※トップ画像はPhoto by toshiさん@GreenSnap