一切ムダのない美しさ。
自動車のデザインは多種多様ですが、俗にスーパーカーと呼ばれるタイプは、薄くて平たくてツルンとしたイメージですよね。
イタリアの自動車メーカー GFG Styleによる「Peralta S」は、その遺伝子を引き継ぐ世界で1台限りのドリームカーです。
ランボルギーニ カウンタックっぽい見た目ですが、ギンギラギンでフロントを横断する細長いヘッドライトも相まって、テスラのサイバートラックらしさも感じます。
デザインは1971年に試作品が発表されたマセラティ ブーメランを意識しています。デザイナーはブーメランを生み出したジョルジェット・ジウジアーロの息子、ファブリツィオ・ジウジアーロ氏。父親の作品を現代的に転生させたんですね。
この投稿をInstagramで見るGFG Style(@gfg.style)がシェアした投稿
ベースはマセラティのMC20。ツインターボ3.0LのV6エンジンは、ミッドシップで後輪駆動です。
角度によってはガラスとの区別がつかないほど、鏡面仕上げで磨かれたアルミのボディーもウリの1つ。強烈なサイバー感を放ちます。
この投稿をInstagramで見るGFG Style(@gfg.style)がシェアした投稿
ガルウィングは窓の役目で、乗り降りはフロントガラスから屋根にかけて一体となった「ドーム」を開くのも独特。見た目のインパクトもすごいですが、天井の低い室内ではちょっと苦労しそうですね。
「Peralta S」はメキシコのコレクター、カルロス・ペラルタ氏からの依頼で作られたオンリーワンの特別車。なので名字がそのまんま車名になっているんです。
しかしこのヴィジュアル、街で見かけたら、2度見、3度見どころか、ガン見で釘付けになっちゃいますね。眩しくて目がくらむかも?
世界のスーパーカー図鑑 2,750円 Amazonで見るPRSource: Instagram, YouTube, GFG Progetti s.r.l. via Carscoops