2016年6月27日(月)、第22回エコ×エネ・カフェ「水素社会ってなんだろう?~水素エネルギーが生み出す未来とは~」を都内で開催し、社会人から学生まで性別や年齢など様々な人たちがアイデアや意見を交わし合いました。
エコ×エネ・カフェは「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」を目指し、ゲストの話をキッカケに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。2009年から始まり、今年で8年目を迎えました。
今回のテーマは「水素エネルギー」。2016年は、水素が発見されてから250周年。2020年の東京オリンピックでは、「水素社会」が体験できるといわれています。そもそも「水素」とはなんでしょう?「水素社会」になると、何がどのように変わるのでしょうか?「水素エネルギー」をテーマに、知的に、クリエイティブに、私たちの未来の姿を探っていきます。
ゲストの横本さんから「水素は、貯蔵し輸送することのできるクリーンなエネルギーとして、世界的にも注目されています」「水素エネルギーの技術開発は、日本が世界のトップランナーです。国内生産できるので、日本のエネルギー自給率向上にも貢献すると期待されています」といった話がありました。
ゲストの横本さんのトークの後は、ワールドカフェによる参加者同士の対話が行われました。「技術的にまだハードルが高そうというイメージがありましたが、水素で走る燃料電池車の水素を満タンにするのに5分もかからないと知って驚きました」や「社会的に普及するにはまだ課題があるかもしれませんが、他の再生可能エネルギーと並ぶ名脇役として広がっていく可能性を感じました」といった活発な対話が行われました。
今後の記事では、横本さんのゲストトークで『なぜ今「水素」が注目されているのか?』についてメッセージと全員参加のワールドカフェの様子についてレポートしますのでご期待ください。