大阪府高槻市のセントラルパークともいえる、弥生時代の遺跡が眠る広大な「安満遺跡公園」の中にあるレストラン「ファーマーズクラブ」。旧京都大学附属農場だった建物の趣を残しながらリノベーションした洋館は、童話に登場するおうちのような趣です。こちらでは本格ビストロ料理や洋食料理が楽しめ、終日カフェ利用も可能。暑い夏は涼しい店内から豊かな自然を眺めながら、優雅に洋食ランチをいただきませんか?
22ヘクタールもある広大な「安満遺跡公園」の中にあるレストラン「ファーマーズクラブ」。阪急高槻市駅から徒歩10分、JR高槻駅から徒歩13分と最寄り駅から徒歩圏内。街中にありながら、自然を感じられるロケーションです。
1923(大正12年)に建てられた、旧京都大学附属農場をリノベーション。店名の「ファーマーズクラブ」は、かつてここが農場だったこと、そして地産地消を促す考え方「FARM TO TABLE(農場から食卓へ)」に由来しています。
建物の階段や窓枠は当時のまま。三角屋根と丸い照明がレトロモダンな雰囲気です。
窓の外は緑いっぱいの公園。ウエディングパーティー、ピアノやバイオリンのコンサート、着物での食事会や写真撮影会などでも利用されているとあって、ゆったりと落ち着いた時間が過ごせます。
メニューは本格的なビストロ料理や洋食メニュー。ステーキ、ハンバーガー、牛すじカレーなどがあり、イチオシは近場の食材を使ったハンバーガーです。
自家製のバンズは湯種製法で作っているのでモッチモチで、ほんのり甘め。淡路島で育った淡路牛100%のパティ、淡路島産の玉ねぎ、高槻産のレタスなどをサンドしています。淡路牛100%のパティは、合い挽き肉や海外の牛肉とは違いしっかりした牛肉の旨味があるので、それに合うようにすりおろした玉ねぎをたっぷり使った甘辛い自家製ソースで味付けしています。
食後のデザートとしていただきたいのはバスクチーズケーキ。使用するチーズはニュージーランド産のクリームチーズのみ。生地の温度、オーブンの温度を微調整し、トロッとなめらかな食感に仕上げています。
お皿に添えられた岩塩といっしょにいただくと、チーズの濃厚さが際立ちますよ。
暑い季節にぴったりなのが、自家製たっぷり果実の生フルーツティー。ドイツの高品質紅茶として名高いロンネフェルト社のアールグレイで作ったアイスティーに、オレンジ、りんご、キウイ、レモンを加えています。
香り高い紅茶にフルーツのフレーバーが溶けだして、贅沢な味わいを楽しめ、フルーツもそのままいただけます。
「ファーマーズクラブ」があるのは、歴史的価値が高い弥生時代の大集落跡を整備した「安満遺跡公園」の中。外で過ごしやすい季節はテラス席を開放しています。
公園では多彩なイベントが開催されているので、食事やお茶に来た際は、ぜひ公園の散策も合わせて楽しんでくださいね。