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キャンプの恵み

Vol.143 国際ユースキャンプ

  • 2018年2月15日
  • (社)日本キャンプ協会

 立春を過ぎ、太陽の日差しに、ようやく春の訪れを感じる季節になりました。今年は雪も多く、寒い日が続いていますが、そんな厳しい寒さの中、もっと寒い隣の国、韓国・平昌では、平和とスポーツの祭典・第23回冬季オリンピックが開幕しました。史上最多の92の国から、2,925名の選手がエントリーしており、エクアドル、エリトリア、コソボ、マレーシア、ナイジェリア、シンガポールの6か国は、意外にも、冬季オリンピックに初参加ということです。また、開会式で話題になった上半身裸で入場したトンガの選手や熱帯地域のアフリカ諸国からも、ケニア、ガーナ、トーゴなど8か国が参加しているそうです。
 日本からは、過去最高の124名の選手が参加しており、多くのメダル獲得が期待されています。初日からなかなか結果が出ませんでしたが、大会4日目に、ようやく、スピードスケートの高木美帆選手が銀メダル、ジャンプの高梨沙羅選手とスキー・フリースタイルの原大智選手が銅メダルを獲得しました。勝ち負けだけではありませんが、これからも多くの競技で日本選手が実力を発揮することと、世界中のアスリートと関係者が大会を通じて友好を深め、無事、大会が終了してほしいと願うばかりです。

320 2日目 樹海ハイキング
 そんな平和とスポーツの祭典であるオリンピックですが、実は、同じ平昌において、大会期間中である2月22日~26日に国際ユースキャンプが開催されます。これは、国際オリンピック委員会(以下IOC)が定めているオリンピック憲章の中に、IOC理事会の許可を得て、オリンピック競技大会の機会に国際ユースキャンプを開催することができることになっており、過去のオリンピックでは、多くの大会で国際ユースキャンプが開催されてきました。日本でも、1964年前回の東京オリンピックや1998年長野冬季オリンピックで国際ユースキャンプが行われ、世界中から1,000名以上もの青少年が集い、宿泊を共にしながら、競技の観戦と応援、国際交流、自然体験活動、開催国の社会・文化体験などを行って友好を深めたそうです。今回の平昌では、韓国から150名、海外から150名の合計300名のユースが集い、日本からはボーイスカウトのユースが参加する予定です。
 オリンピックにこうした国際交流キャンプが行われていることは、意外と知られていないことかと思いますが、参加された方の話では、若い時に、キャンプを通じて世界中に友人ができて、世界や異文化への関心が高まり、多文化共生の視野を持つきっかけになったそうです。2020年には、再び東京でオリンピックが開催されます。現在、国際ユースキャンプの実現に向けて、青少年教育・社会教育団体が中心となり検討を開始しています。平和な社会の実現のために、2020年に国際ユースキャンプが日本で開催できるよう、多くの方々と連帯していきたいと思っています。(ゼロ)

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