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キャンプの恵み

Vol.142 星空探訪

  • 2018年2月1日
  • (社)日本キャンプ協会

 冬のキャンプ場での贅沢といえば、満天の星空ではないでしょうか。遮る高いビルもネオンも、車の騒音もない、凛とした空気を感じながら空を見上げる。時間の流れがいつもと違う。冬の夜空には明るく光る一等星が7つあるため、夏の夜空に比べ、より輝いて見えるのかもしれません。いま目にしている星の光は、ほぼすべて、私たちが生まれるはるか前に発せられたもの。

キャンプ

 日本キャンプ協会グループが指定管理している静岡県立朝霧野外活動センターは、富士山西麓に広がる「朝霧高原」にあります。朝霧は街の明かりもなく、冬は空気が澄んでいて星も見えやすく、天候によっては満天の星空が見られます。
 また、野外施設としては珍しくスケートリンクとプラネタリウムの設備があります。スケートリンクは11月1日から3月31日までの期間、プラネタリウムは通年利用できます。機材やスライド(番組)は導入した当初のものを使用していますが、所員が「今夜の星座」と題してオリジナル解説で季節の星座や神話をはじめ、最新の天文イベントなどを紹介しています。利用団体の希望に合わせ、上映時間や内容もアレンジしています。12月に来所したときには、シンガポールからの利用者があり、スライド上映に加え、所員が英語で解説していました。3月9日~10日には「プラネタリウムと星空探訪」という事業を実施予定です。星空の楽しみ方が分からない人もプラネタリウムの解説付きなので、すぐ覚えられ、ブラタリウムで見た後、実際の夜空を存分に楽しめます。

 ところで、2019年の初夏に広島・瀬戸内地域で「人工流れ星」の実験が行われるとニュースで報じられていました。流れ星の「もと」になる直径1センチの金属の球を人工衛星から打ち出し、落下する際に出る熱で光らせるというもの。本物の流れ星より速度が遅く、地上で見られる時間が長いそう。狙った地点の半径100キロの範囲で、夜空が明るい場合で5秒、暗ければ10秒以上見えるのだとか。
 ついに流れ星も人工かと、個人的には少し寂しさを感じてしまうのですが、自然との関わり方も時代によって変わっていくのでしょうか。  (あっきー)

静岡県立朝霧野外活動センター:http://asagiri.camping.or.jp

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