スタイリング剤を使って髪にしっとり感を出した、人気のウェットヘアスタイリング。雨の日の湿気対策にもなってとっても良いですよ。
さらに潤いのある髪は、抜け感のあるヘアアレンジとの相性がよく、それだけでナチュラルな大人の色気を演出できます!! とても簡単なアレンジなので、ぜひ試してみてください。
① 髪全体を18ミリのホットカーラーで巻き、毛先に動きがあるようなベースを作ります。こうすることで、根元が立ち上がり、毛先に自然なカールが出ます。巻いた後は5分間置いてから冷風を当て、しっかりと癖付けします。
ちなみに、今回のモデルさんは肩下のワンレングススタイルでやや乾燥毛です。
② ここでウェットワックスを髪全体に付けて、しっとり感と動きを強調します。スタイリング剤は柔らかめのグリースやワックスなどウェット感のあるものを使うことがポイントです。このとき、ウェットヘアだからと言って、付け過ぎには注意してください。
③ 後ろの髪をポニーテールに結び、こめかみや襟足の髪をほぐして、おくれ毛を出します。さらにトップの毛もボリュームを出しながらルーズに引き出します。崩し過ぎないように注意してください。
④ ポニーテールの根元から中間にかけて逆毛を立てていきます。こうすることで、お団子のボリューム感が出ます。逆毛を立てるのは手ぐしでも良いですし、ブラシやコームを使用してもどちらでもOK。
⑤ ポニーテールの結び目に毛先からクルッと巻き付けて、お団子を作り、アメピンで固定します。全体のバランス見ながら整えてできあがりです。
お団子のアクセントとしてリボンやヘアタイを付けると、とってもかわいく仕上がります。薄いオーガンジー生地のリボンなどを付けると、ウェットヘアとも合わさり爽やかな印象になっていいと思いますよ。
ウェットヘアにすることで、湿気対策になるだけでなく、色っぽいコケティッシュな感じも醸し出せるので、一石二鳥ですよ。いつもと違う雰囲気で、周りを驚かせてみてはいかがでしょうか?
美容師/井本敏洋(エイブルビヨウシツ)