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「小型家電リサイクル」 Q&A解説

読み:
こがたかでんりさいくる
英名:
Small Home appliances Recycling
  • Q: 小型家電リサイクル法案の内容は?
    小型家電リサイクル法案の主な内容を教えてほしい。

    A: 政府は小型家電リサイクル法案を2012年3月に閣議決定し、通常国会に提出した。使用済みの小型家電を適正に処理し、金や銅、レアメタルなどの金属資源を回収して有効活用するための法律だ。使用済み小型家電の再資源化を行う事業者の認定制度を創設し、事業計画を策定して主務大臣の認定を受けた事業者は、廃棄物処理法に基づく収集・処分業許可が不要となる。また、再資源化施設を整備する際に必要な資金調達に関する債務保証も受けられる。一方、環境大臣及び経済産業大臣は、小型家電リサイクルに関する基本方針を定める。同法は、成立すれば公布日から1年以内に施行される予定だ。

  • Q: 小型家電リサイクルの取り組みは?
    自治体などによる小型家電リサイクルの取り組みは進んでいるのだろうか。

    A: 小型家電のリサイクルに、事業者と協力して取り組む地方自治体が増えている。東京都調布市は、粗大ゴミ回収・処理の延長として小型家電を回収しており、その量は年間で1万点を超える。回収した小型家電を解体して取り出した部品を、モーターなど、電子基板、ハードディスク、コード類、金属複合材、プラスチックの6種類に分けて保管し、事業者へ売却する。富山県高岡市は、県のモデル事業に参加して常設のステーションを整備し、小型家電の回収を行っている。2010年度における小型家電の回収量は3.6トンで、1キログラム当たり12円ほどで売却しているという。

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