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「見える化」 Q&A解説

読み:
みえるか
英名:
Visualization
  • Q: 海外でも見える化は進んでいる?
    欧米など海外でも見える化の取り組みは進められているのだろうか?

    A: 見える化の代表的な手法が、「カーボンフットプリント」だ。製品やサービスのライフサイクル全般で排出された温室効果ガスを、地球温暖化に与える影響の程度によってCO2相当量に換算し、表示する。欧米などでカーボンフットプリントを制度化しようという動きがあり、EU(欧州連合)は、環境ラベルや既存のエネルギーラベルにカーボンフットプリントを追加することを検討している。また、イギリスではカーボンフットプリントに関するガイドラインの策定や、民間企業によるパイロットプロジェクトなどが進められている。同様の取り組みはドイツでも見られる。一方、ISO(国際標準化機構)は、環境マネジメントに関する技術委員会(TC)207でカーボンフットプリント算定基準の規格化を検討しており、2011年11月にも国際規格として発行する予定だ。

  • Q: 見える化を採用した製品やサービスは?
    CO2排出量などの環境負荷を「見える化」した製品やサービスにはどんなものがあるのだろうか?

    A: 見える化を採り入れた製品やサービスは、社会の中ですでに活用されている。その代表的なものに、環境に優しい運転の「エコドライブ」を支援するエコドライブツールがある。日本自動車工業会によると、現在新車販売されている自家用乗用車の7割以上の車種が何らかのエコドライブツールを純正またはオプションで装着している。一方、家庭用エアコンなど身近な家電製品の中にも、エネルギー消費状況が一目でわかる機構や、エコ運転モードを搭載した機種が増えている。

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