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「エコリフォーム」 Q&A解説

読み:
えこりふぉーむ
英名:
Eco Reform
  • Q: エコリフォームをすると優遇税制が受けられるの?
    エコリフォームを行うと税制優遇を受けられるそうだが、どんな内容なのだろうか?

    A: 住宅の増改築を行う際に、断熱化により省エネに配慮したり、環境にやさしい材料・工法を採用したりしてエコハウス省エネ住宅にするエコリフォーム。エコリフォームを進めるため、国はさまざまな支援策を用意している。2008年度に創設された住宅の省エネ改修促進税制は、既存の住宅やマンションで一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合、所得税と固定資産税に対する特例措置が受けられるというものだ。具体的には、窓を2重サッシにしたり、天井・壁・床に断熱を施したりする工事が対象となる。また、2009年度の住宅・土地税制では、住宅ローン減税制度の延長などに加えて、既存住宅について省エネやバリアフリー、耐震などの改修工事を行った場合、所得税額を特別控除する制度が創設された。居住者が、自分が住んでいる家屋について一定の省エネ改修工事を行った場合に、工事費用などの10%がその年分の所得税額から控除される。適用期限は2009年4月1日から2010年12月31日までだ。

  • Q: エコリフォームの実例は?
    省エネや環境に配慮したエコリフォームの実例を教えてほしい。

    A: 住まいをエコハウス省エネ住宅に増改築するエコリフォーム。国による支援の充実もあり、近年、各地でさまざまなエコリフォームが行われている。東京都が2008年に既存住宅の省エネ化などを中心とするエコリフォームの実例を募集したところ、約50件の応募があった。優良事例として選ばれたエコリフォームから3つを紹介しよう。
    1) 東京都八王子市にある木造戸建住宅では、冷暖房の効率を改善するため、もとからある窓(7カ所)の内側に樹脂製の内窓と遮熱型低放射複層ガラスなどを設置。断熱性能と日射遮蔽性能を向上した。施行費用は約80万円だった。
    2) 東京都杉並区にある築39年の10階建て賃貸マンション(全49戸)では、外壁の改修工事にあわせて断熱材ボードを使用し、約4000万円かけて外断熱改修を行った。
    3) 千葉県市川市にある鉄骨プレハブ造の戸建住宅では、窓、天井、壁などの断熱性能を向上するための外断熱工事を、約490万円かけて実施した。

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