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「eco検定」 Q&A解説

読み:
えこけんてい
英名:
Certificate Test for Environmental Specialists(Eco Test)
  • Q: eco検定はどんな試験?
    eco検定というのはどのような検定試験なのだろうか?

    A: eco検定は「エコ検定」と読み、正式名称を環境社会検定試験という。東京商工会議所が2006年度から実施している。環境に対する幅広い知識をもち、社会の中で率先して環境問題に取り組む人づくり、そして環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の実現を目指す検定資格だ。最新の科学的知見や最近の環境政策課題などの動向を踏まえて、公式テキストが2014年2月に全面改訂され、大学や高校の授業などでも活用できる「環境学習の入門書」となった。主な内容は、「持続可能な社会に向けて」、「地球を知る」、「環境問題を知る」、「持続可能な社会に向けたアプローチ」、「各主体の役割・活動」など。改訂により、「地球温暖化」、「エネルギー」、「生物多様性」についての情報が大幅に加筆され、「震災関連・放射性物質」の項が新設された。2015年からは改訂5版のテキストが使用されている。

  • Q: eco検定は何の役に立つの?
    eco検定に合格すると、どのようなメリットがあるのだろうか?

    A: eco検定は、東京商工会議所が2006年度から実施している環境の検定試験だ。取得することで、企業は社会的責任(CSR)への対応や環境ビジネスの展開に向けて社員の知識を活用できるようになるほか、取得する社員が増えることでイメージアップにつながる。また、ISO取得後の継続学習の一環として、社員の意識改革や自己啓発に役立つ。学生にとっては、環境保全に取り組む企業・団体などへの就職活動や進学時のアピール材料となるほか、知識の幅を拡げ、国際的な視野でこれからの社会の姿を考えることに役立つ。一般市民にとっては、日常生活の中で環境に配慮した生活知識を行うための知識を身につけ、その知識を地域再生や地域振興のために生かすことができる。受験者の割合で最も多いのは製造業で、約4分の1を占める。建設業、情報通信・ソフトウェア業、サービス業、短大・大学・大学院がこれに続く。

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