- 読み:
- くまのこどう
- 英名:
- The Ancient Kumano Road
熊野古道は、神々がいる聖地としてあがめられてきた熊野三山に参詣する古い街道の総称だ。奈良、和歌山、三重の3県にまたがり、1) 中辺路、2) 小辺路、3) 大辺路、4) 伊勢路、5) 大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)などからなる。2004年7月にユネスコ(UNESCO)の世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部を成し、自然や文化、歴史的な環境に恵まれている。多くの史跡や名称、建築物があり、和歌山県などの関係自治体は、保全条例をつくったり、県立センターを建てたりして、熊野古道をはじめとする世界遺産の保全に努めている。