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「林道」 Q&A解説

読み:
りんどう
英名:
Forest road
  • Q: 白山スーパー林道の見どころは?
    国立公園内にあるという白山スーパー林道。その見どころを教えてほしい。

    A: スーパー林道は、森林管理に加えて観光資源としての活用を目指して全国各地で敷設された。このうち1977年に開通した白山スーパー林道は、石川県と岐阜県とを結ぶ総延長33.3kmの大規模な林道だ。もとは未開発の森林資源開発を目的としていたが、白山国立公園内を走り、美しい自然環境と景観に恵まれていることから、現在は観光道路としての利用が中心となっている。白水湖や、「日本の滝100選」に選ばれた「姥ヶ滝(うばがたき)」などの名所も多い。また、環境省の市ノ瀬ビジターセンターがあり、エコツアーも行われている。ただし、冬季閉鎖やマイカーの乗り入れ規制が実施される期間があるので、行く前に確認しておく必要がある。

  • Q: 大規模林道事業のアセスは?
    大規模な林道事業を行う際にも、環境アセスメントは必要となるのだろうか?

    A: (独法)緑資源機構の廃止により、同機構が行ってきた幹線林道事業が森林法に基づく補助事業として地方自治体が主体となって実施されることとなった。これを受けて環境影響評価法施行令が2008年3月に改正され、その補助事業が環境影響評価法の対象事業として位置づけられた(同年4月より施行)。森林法に基づく補助事業により開設・拡張される林道のうち、次の2事業が環境アセスメントの対象となる。1) 第1種事業:幅6.5m以上、長さ20km以上、2) 第2種事業:幅6.5m以上、長さ15km以上20km未満。第1種事業とは、規模が大きく環境に多大な影響を及ぼすおそれがある事業のことで、必ずアセスの手続きを行う。また、第2種事業は第1種事業に準ずるもので、アセスを行うかどうかは個別に判断される。

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