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「化学物質ファクトシート」 Q&A解説

読み:
かがくぶしつふぁくとしーと
英名:
Chemical Fact Sheets
  • Q: なぜファクトシートが必要なの?
    環境省が化学物質ファクトシートをまとめている理由は?

    A: 環境省は2003年度から、化学物質排出把握管理促進法(化管法)の第一種指定化学物質を対象に「化学物質ファクトシート」をまとめ、公表している。その理由は、化学物質による健康や環境への影響などの環境リスクが高まっているにもかかわらず、その情報が一般の人にはわかりにくく、広まっていないためだ。ファクトシートにより、誰でもインターネットなどを利用して化学物質の性状や毒性、主な用途などの情報を検索して入手することができる。また、専門用語を解説したコーナーもある。ファクトシートは、化学物質アドバイザーによる利用など、リスクコミュニケーションを推進するツールとして活用されている。

  • Q: 「CAS番号」って何のこと?
    化学物質に関する用語の「CAS番号」とは何を意味する番号なのだろうか。

    A: CAS番号は、化学物質を特定するため国際的に用いられている番号だ。CAS(Chemical Abstracts Service)は米国化学会の一部門で、公表されたすべての化学物質の情報を集め、体系化してデータベース化している。その登録番号がCAS番号で、化学物質に関する基本的な情報として国際的に利用されている。環境省のファクトシートでも、CAS番号によって化学物質を検索することが可能だ。

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