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「エコハウス」 Q&A解説

読み:
えこはうす
英名:
Eco-House
  • Q: エコハウスを見てみたい!
    エコハウスがどんなものか、見て、体験することができる場所はないのだろうか?

    A: エコハウスは、太陽光発電や効率の高い断熱、屋上・壁面緑化雨水利用などの環境技術を活用することで、環境負荷を可能な限り低くした住宅だ。環境省は、「エコハウス整備事業」として、北海道平取町など13カ所に見学できるエコハウスを整備した。太陽光や風力による発電を行ったり、建築にあたって間伐材を利用したりするなど、環境に配慮したつくりになっている。また、2008年にオープンした兵庫県にあるひょうご環境体験館(はりまエコハウス)では、小型風力発電や太陽光発電、雨水利用などの家庭でも導入できる新エネルギー省エネルギーに関する最新技術が紹介されている。同館は映像や体験・参加型の学習プログラムがたくさん用意しており、地球温暖化をはじめとする環境問題について、体感しながら学ぶことができる。このほか、愛媛県も体験型環境学習センター(えひめエコ・ハウス)を整備している。

  • Q: エコハウスを実現する革新的技術は?
    エコハウス実現のために開発されている革新的技術には、どんなものがあるのだろうか?

    A: 2008年7月に北海道で開催された洞爺湖サミット。経済産業省は同サミットで、エネルギーや環境技術をアピールする「環境ショーケース」の一環として、国際メディアセンター(IMC)の駐車場に、近未来型エコハウスのモデルである「ゼロエミッションハウス」を設置した。のべ面積約280平方メートルの同ハウスで展示された主な革新的技術は次のとおり。1) 太陽光発電システム、2) 小型風力発電機、3) リチウムイオン蓄電装置、4) 高効率有機EL照明、5) 高効率ヒートポンプ給湯機、6) 家庭用燃料電池システム、7) 調湿建材や再生木質材料などの環境配慮建材、7) 家電や建材向けの高性能・高機能真空断熱材、8) 光ダクトシステム、9) 省エネ型家電・情報機器・システム、10) 最先端ロボットの実演、11) 制震構造で防汚塗装外壁を採用した軽量鉄骨造の工業化住宅、12) 燃料電池システム実機運転による足湯、13) 電気自動車(スポーツカータイプ)。

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