打ち水とは道路や庭に水をまいて、土ぼこりを防いだり、夏の間は涼を得たりする日本人の知恵のひとつ。古代においては打ち水は、神様が通る道を清めるという意味もあったが、江戸時代になるとむしろ、夏の涼を取る実用的な意味が大きくなった。近年はヒートアイランド現象の緩和に活用しようと提唱する人もいる。2003年に第3回世界水フォーラム事務局が主体となって行われた「大江戸打ち水大作戦」では、30万人を超える人が打ち水に参加した。引き続き2004年、2005年にも行われている。
どんなふうに水をまくのがいいのだろうか。
打ち水以外に、夏を涼しく過ごす知恵は?